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by butterfly-life | 2016-08-25 00:57 | その他
トークイベント「写真家たちが見たブータンの素顔」


今年6月、初めてブータンを訪れました。短い期間ではあったけれど、予想以上に面白い経験でした。仏教に根ざし、民族の伝統を重んじるブータン。この国の魅力について語り合うトークイベントを開催することになりました。今回は一緒にブータンを旅した写真家5人による共同イベントです。同じ期間、同じ場所を旅した写真家が、それぞれ違う視点で捉えたブータンの表情をお楽しみください。

関健作×三井昌志×野村哲也×中田浩資×山本高樹 トークイベント
「写真家たちが見たブータンの素顔」

2016年6月、世界各地をフィールドに活躍する5人の日本人写真家たちが、ヒマラヤの小国、ブータンを訪れました。信号機のない首都、美しい棚田に彩られた農村、人々の屈託のない笑顔。ブータンでの数々の出会いの中で、5人の写真家たちは何を感じ、何を思い、何を写真に切り取ったのでしょうか。さまざまな国々を独自の視点で見つめてきた写真家たちが、彼らの見た素顔のブータンとその魅力について語り合うトークイベントです。


■日時:9月24日(土)14:30〜16:30(14:00開場)
■会場:モンベル 渋谷店 5F サロン
東京都渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル TEL03-5784-4005
http://www.montbell.jp/
■定員:90名(メールによる事前予約制)
■主催:GNHトラベル&サービス
http://gnhtravel.com/

■参加方法
メール(event@gnhtravel.jp)にてご予約の上、イベント当日に会場入口でお一人につき以下の方法のいずれかでご入場ください。予約のメールでは件名を「トークイベント予約」とし、参加される方のお名前(複数名の場合は全員のお名前)と、それぞれの方が下記のA、B、C、D、E、Fのどの方法での入場を希望されるのかをご明記ください。

A:関健作『ブータンの笑顔』の購入(税込1728円)
B:三井昌志『渋イケメンの国』の購入(税込1728円)
C:野村哲也『イースター島を行く モアイの謎と未踏の聖地』の購入(税込1080円)
D:下川裕治・中田浩資『ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行』+『週末アジアでちょっと幸せ』2冊の購入(合計税込1577円)
E:山本高樹『ラダックの風息[新装版]』の購入(税込1944円、非売品小冊子『未収録エピソード』とポストカード2種付)
F:書籍は購入せずに参加費1500円のお支払い(モンベルカードご提示の方は1300円)

※トークイベント終了後に開催を予定している懇親会(会場は渋谷近辺を予定、参加費は実費となります)に参加ご希望の方は、メール(event@gnhtravel.jp)でのご予約の際にその旨をお知らせください。
※定員を超えてしまってからのご予約は、お立見になる場合があることをあらかじめご了承ください。
※会場ではご入場時にA〜Eの書籍をお買い上げにならなかった方々にも、各書籍の販売を行います。
※会場で書籍をお買い上げいただいた方でご希望の方には、イベント終了後、著者によるサインを進呈致します。


■出演者
関健作 Kensaku Seki
1983年千葉県生まれ。写真家。2006年、順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。2007年から3年間体育教師としてブータンの小中学校で教鞭をとる。現在、写真家の道を選び、ブータン、チベット文化圏に住む人々をテーマに撮影している。著書に『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)など。
http://www.kensakuseki-photoworks.com/

三井昌志 Masashi Mitsui
1974年京都市生まれ。 写真家。アジアの辺境を旅しながら、「笑顔」と「働く人」をテーマに写真を撮り続けている。主なフィールドはインド、バングラデシュ、ネパール、ミャンマー、カンボジアなど。著書に『渋イケメンの国 〜無駄にかっこいい男たち〜』『写真を撮るって、誰かに小さく恋することだと思う。』(ともに雷鳥社)など多数。
http://www.tabisora.com/

野村哲也 Tetsuya Nomura
1974年岐阜県生まれ。写真家。高校時代から山岳地帯や野生動物を撮り始め、“地球の息吹き”をテーマに、アラスカ、アンデス、南極などの辺境地に被写体を求める。2007年より南米のチリに移り住み、四季を通してパタゴニアの自然を撮影。今までの渡航先は100カ国以上に及び、海外の辺境ツアーガイド、テレビ局やマスコミのアテンドにも携わる。著書に『イースター島を行く モアイの謎と未踏の聖地』(中公新書)など多数。
http://www.glacierblue.org/

中田浩資
1975年徳島市生まれ。写真家。大学休学中の1997年に渡中。1999年までの北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て、2004年よりフリー。旅行写真を中心に雑誌、書籍などで活動中。共著に『ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行』(中経の文庫)『週末アジアでちょっと幸せ』(朝日文庫)など多数。
http://www.nakata-photo.jp/

山本高樹 Takaki Yamamoto
1969年岡山県生まれ。著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)『ラダック ザンスカール トラベルガイド インドの中の小さなチベット』(ダイヤモンド・ビック社)など。
http://ymtk.jp/ladakh/




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by butterfly-life | 2016-08-20 09:45 | その他
ミスター・ママの挑戦
 バンコクに住んでいる友人ウィリアムがついに本を出した
「絶対に退屈しない、リアルでクールな英語学習本」
 というキャッチフレーズにふさわしい本だ。使っている英語はとてもシンプルだけど、ぐいぐいと引き込まれる魅力的なストーリー。フランス人、中国人、日本人へのインタビュー。ありきたりの例文ではなく、生きた英語を味わうことができる。テキストだけでなく、ウィリアム自身が撮影し編集したビデオと音声が入ったDVDも付いてくる。これで2600円はお得だと思う。

「ねぇマサシ、君は英語で書かれた本をまるまる読み通したことがあるかい?」
「ノー。一冊もないよ」
 僕は正直に答える。大半の日本人がそうであるように。辞書を引きながら英語の長文を読むのは面倒くさい。よほど英語に自信がある人か、意志が強い人でないと難しい。
「でも、この本なら読み通せる。実際、これを読んだ日本人はみんなそう言っている。『英語を読むのがこんなに楽しかった事はない』って」


 ウィリアムは1年半前に一家揃って松江からバンコクに引っ越してきた。高校の英語教師の職を捨てて、決まった仕事を持たないままバンコクに住み始めたのだ。
 日本にいるときはウィリアムが家計を支え、奥さんのレイカさんが子供たちの世話をしていた。それがバンコクに来てから、立場が完全に入れ替わってしまった。レイカさんがフルタイムの仕事を持ち、ウィリアムが子供たちの面倒を見ている。
「ミスター・ママだよ」
 とウィリアムは言う。日本流に言えば「主夫」だ。
「子供たちはすごく好奇心が強いんだ。長男のジディが『お父さん、ジョージ・ワシントンって誰?』って聞く。それに答えると、すぐさま次男のティオが「お父さん、このスナックは何でできているの?」って聞いてくる。その10秒後にはまた長男が『バラク・オバマについて教えて』。きりがないんだよ」

 去年僕がバンコクにある彼の自宅を訪れたときも、さっそく息子たちから質問攻めにあった。
「ねぇマサシ、あなたは何歳? 誕生日はいつ? タイのお金って持ってる? チェスはできる?」
 ミスター・ママの日々の奮闘ぶりが目に浮かぶようだった。
「子供たちにもいろんなタイプがいる。自分の世界を作って、その中で黙って遊ぶ子供もいる。でもうちの息子たちは、いつも外からの刺激を求めている。それに応えるのは大変だよ」



 わんぱく盛りの子供たちは、かたときもじっとしていなかった。ウィリアムは長男がソファの上でぴょんぴょんと跳ね回るのをたしなめ、誰がトイレで粗相をしたのかと問いつめ、お菓子の袋が開けられないと泣き始めた次男に「自分ではさみを使って開けなさい」ときっぱりと命じた。
 自分では「甘い父親だよ」と言っているが、子供の言うことを何でも聞くような甘さはまったくない。子供たちが自分でできることは、自分の力だけでやり遂げさせる。そしてちゃんとやり遂げたら言葉だけじゃなくて全身を使って褒める。それがミスター・ママのやり方だった。

「日本のサラリーマン夫とは全然違うだろう? 彼らは家に帰ると、ふんぞり返ってビールを飲みながらテレビを見て、あとは寝るだけだ。子供と一緒に過ごす時間なんて少ししかない。子育ては母親に任せっきりさ」
「いや僕らの世代には、そんな夫は少ないんじゃないかな。みんな家事に協力しているし、子育てだってすると思うよ」
 僕はそうフォローした。そんな亭主関白な夫は、日本でも淘汰されつつあるのではないか。少なくとも僕の周りにはいない。
 でもそうはいっても、今のウィリアム夫妻のように、夫が家で子育てをして妻が外に働きに出ているという「逆転夫婦」の例は日本ではほとんど聞いたことがない。労働環境がそれを許さないというのもあるだろうし、「男の沽券」に関わるという意見も根強いのかもしれない。



 ウィリアムの二人の息子は、バンコクの旅行者街であるカオサン通りの路地裏にある小さな学校に通っている。ウィリアムは毎日子供たちの送り迎えをする。そのあいだ、いろんな国の友人たちと挨拶を交わす。
「カオサン通りには欧米人、インド人、アラブ人、日本人、いろんな人種の人々がいる。肌の色なんて誰も気にしない。ニューヨークよりもカラフルさ。そこが気に入っている。この世界がいろんな人たちで成り立っているって事が、肌でわかるところだから。それは子供たちにとってかけがえのない経験になるはずだ。彼らは学校でタイ語を習い、家では英語と日本を話している。たくさんの刺激があって、それで彼らは成長している」

 実際、子供たちは雑然としたバンコクの街でのびのびと暮らしていた。ウィリアムは路上の果物屋が不潔な手で食べ物を触るのが許せないようだが、子供たちは全然気にしていない。むしろ「お父さん、そんなの気にしちゃダメだよ」とたしなめているほどだ。喧噪に満ちたカオサン通りにも、大人だってちょっとひるむような薄暗い路地裏にも、すっかり慣れている様子だった。

 子供の環境に適応する能力というのはすごいものだと思う。きっと彼らは自分たちが母親と父親にしっかりと「護られている」という安心感を持っているのだ。自分たちが愛されていると日々実感しているのだ。だからどこに住もうと自分らしく振る舞うことができる。

「僕は子供たちに自分の信条を押しつけようとは思わない。情報は与えるよ。でも最終的には子供たち自身に選んでほしい。彼らのアイデンティティーはすごく複雑だ。日本人とアメリカ人の間に生まれて、今はタイで育っている。何人かと聞かれても簡単には答えられない。それは彼ら自身が答えを見つけ出さなきゃいけないことなんだ」



 一家の住むアパートのバルコニーからは、雑然としたバンコクの町が一望にできる。特に夕方の眺めは最高だ。
 レイカさんはこのバルコニーでヨガのトレーニングをし、子供たちはときどき「UFOを呼ぶダンス」をする。両手を頭の上で合わせて、腰をクイクイと振る。本当にそれでバンコクの空にUFOが現れるのかは知らない。

「息子たちは日本で生まれて日本で育ってきた。だから日本の学校に通わせるべきだという人もいた。でも僕は気にしなかった。子供はどこにいても学ぶことができる。子供たちの教育に対して責任を持っているのは親なんだ。学校じゃない。確かに日本の教育レベルは世界的に見ても高いし、日本人の親は子供にたくさんのお金を使っている。でも僕には日本の子供たちがあまり幸せそうには見えないんだ。もし日本の子供が本当に幸せなら、毎年3万人以上の日本人が自殺をするはずがない。ヘイ、3万人だぜ! あんなに安全で豊かな国で。何かが間違っているとしか思えない」

 ウィリアムの目には、日本社会はあまりにも窮屈で不自由だと映っていた。子供たちに「やりたいこと」をリストアップさせるのではなくて、「やってはいけないこと」を並べ立てる社会に、居心地の悪さを感じていたのだ。
「デルクイハ ウタレル」
 と彼は笑う。自分の子供たちをそうさせたくはない。彼自身がいつも「出る杭」であって、打たれたら折れないように強く太くなればいい、という考えの持ち主だから。

「世界一の富豪で投資家のウォーレン・バフェットは、自分の子供にはまったく財産を与えなかった。学校を出たら自分の力と才覚だけで生きていきなさい、というのが彼の教育方針だったんだ。僕はバフェットのやり方に賛成だ。もっとも僕には子供たちに残せるような財産はこれっぽっちもないけどね。僕が残せるのは、僕らが一緒に過ごした時間や、かけがえのない経験だよ。子供たちはじきに成長して独り立ちしていく。自分の力だけで生きていくようになる。そうなったときに、失敗を恐れることなく困難に立ち向かえる人間になって欲しい。子供たちに望むのはそれだけだよ」



 そんな子育ての日々の中で、ウィリアムは「English Groove Book 1」を作り上げた。いろんな人にインタビューをし、原稿を書き、本のデザインやビデオの編集までこなした。
 道のりは平坦ではなかった。企画から出版にこぎ着けるまで4年以上もかかってしまったし、WEBでの販売がメインだからまだ大きなセールスは見込めない。これが本当にビジネスとして成り立つのか、一家の行く末がどうなるのか、不安が消えることはない。
 それでも彼は前向きだ。このプロジェクトが成功すると信じている。成功させなくちゃいけないと。

「この本は『15分聞き流すだけで英語が話せるようになる』みたいなインチキ教材とは違うよ。英語はそう簡単には上達しない。でも本当に興味が持てるトピックを注意深く聞いていれば、毎日少しずつ向上するはずだ。大切なのはセレブが宣伝していることでも、『寝ている間に英語が話せる』なんて甘い夢を与えることでもない。リアルでクールでなおかつ面白い教材を提供することだよ」
 ミスター・ママの挑戦は、まだ始まったばかりだ。


※ 本気で英語を学びたい人は、ぜひ彼のサイト「englishgroove」を訪れてください。無料サンプルが豊富に用意されています。そしてもし気に入ったら、ぜひ本を注文してくださいね。
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by butterfly-life | 2010-02-08 20:51 | その他
写真集「この星のはたらきもの」が発売されます
 三井昌志の新しい写真集「この星のはたらきもの」が10月下旬にパロル舎から発売されます。
 今回は「働く人は美しい」をキーワードに、働くこと、生きることの喜びにあふれた人々の表情を世界中から90点以上集めました。
 「たびそら通販部」では店頭販売に先駆けて予約を受け付けています。特典として著者サインと新作ポストカード3枚が付きますので、ぜひこの機会にご注文ください。ご注文はこちら】


■ 写真集『この星のはたらきもの』とは

 2009年のはじめ。僕はアジアの田舎町をひとりで旅していました。 「百年に一度」の金融危機が世界中を混乱に陥れている――そんなニュースが連日テレビや新聞を賑わせていましたが、僕が旅したインドやカンボジアやバングラデシュでは、不況の実感はまったくありませんでした。
 家畜を使って畑を耕し、種を蒔き、水をやり、収穫する。何百年も前からほとんど変わることのないサイクルを繰り返している人々は、好景気に踊らされることもないし、不景気に沈み込むこともないのです。
 僕は旅先で出会った「はたらきもの」の姿を、数多く写真に収めてきました。 仕事そのものは決して楽ではないし、収入も多くはない。でも人々の表情には、貧しさも辛さも喜びも全部ひっくるめて自分の手と足で今を生きているんだ、という実感があふれていたのです。


 漁師、羊飼い、八百屋、料理人、大道芸人・・・・・・僕が出会った「はたらきもの」たちは、自分に与えられた役割をできる限り誠実に果たそうとしていました。 それが「生きる」ということなのだと、彼らの背中は語っていました。
 当たり前のことです。 でもその当たり前のことを、僕らはいつの間にか当たり前だと感じられなくなっているのかもしれません。 何のために働くのか、誰のために働くのか。
 そんな大切なことを見失っているのかもしれません。


 人は働くことによって、贈り物をしているのだと思います。 買ってくれるお客さんのために、養うべき家族のために、属している共同体のために、そしてこの世界のために。 誰もがささやかな贈り物をしている。

 写真集『この星のはたらきもの』は、汗と埃にまみれた「はたらきもの」たちへの賛歌であり、「はたらきもの」たちからあなたへの贈り物でもあるのです。




■ ポストカードの販売を開始

 「たびそら」の中から厳選した32枚の写真がポストカードになりました。(各150円)
 印刷のクオリティーも高く、プレゼント用にも最適です。


■ 『スマイルプラネット』の増刷が決まりました!

 去年発売した『スマイルプラネット』の増刷が決まりました。
 大ヒットというわけではないけれど、この本の持つメッセージがじわじわと浸透していることを実感しています。
 応援してくださった方、本当にありがとう。
 まだ読んでいないという方は、ぜひ「この星のはたらきもの」と併せてお読みください。
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by butterfly-life | 2009-10-08 14:23 | その他
フジテレビ「忘文」に出演。稲垣吾郎さんと話します。
フジテレビ系「忘文」という番組に三井が出演します。
放送日は8月9日(日)の朝5:45~6:00です。SMAPの稲垣吾郎さんとトークしています。
関東エリア以外での放送時間はこちらをご覧ください。(関西テレビは69日遅れだそうです)
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by butterfly-life | 2009-08-09 19:12 | その他