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81キロの道のり
 今日はラジシャヒからノオガまで81キロの道のりを走りました。
 81キロというのはこれまでの最長記録です。はぁ疲れた。あんまり「疲れた、疲れた」と言いたくないんだけど、今日は本当にくたびれました。
 もう一度だけ言わせてください。はぁ疲れた・・・。

 問題は距離だけではなかったのです。ノオガへ向かう道路の舗装が微妙に荒れていたのです。完全なガタガタ道ではありません。つるっとしたアスファルトが少しはがれてきて、「地肌」が少し見えてきているぐらい。自動車やバイクならほとんど問題にならないような状態です。

 でもこれがリキシャにはかなり堪えるんです。荒れた路面の抵抗を受けて、ペダルがいつもの2割増しぐらい重い。言ってみれば緩やかな上り坂をずっと走っているような状態です。これが80キロもずっと続くと、疲労がボディーブローのようにじわじわと効いてくるんです。

 8時半に出発して、ノオガに到着したのは6時。
 何とか日暮れ前には着いたけれど、もう何をする気力もありません。実は荒れた路面の振動によって、荷物ボックスの留め金の部分が壊れてしまったのだけど、修理するのは明日になってからです。


【町までの距離を示す標識。「NAOGAON」と書いてノオガと読む。バングラ語の英語表記はややこしくて読めないこともある】


 ラジシャヒでは日本人旅行者に出会いました。町を歩いているときに偶然すれ違ったので、あれっと思って声を掛けたのです。IT関係のエンジニアをされていて、年末の休みを長めに取って初めてバングラデシュに来たそうです。
「バングラデシュなんて何があるの?」
 会社の同僚にはそう言われたそうです。
 そりゃそうですよね。インドならわかる。ネパールもスリランカもある程度イメージができる。しかしバングラって何があるのよ。
 このブログをご覧になっている方ならおわかりですね。そう、バングラには「濃い」人々がいる。やたら強いキャラクターを持った人が多いのです。面白い国です。



【バングラの「濃い人」の代表格。謎の竹馬おじさん】


 バングラデシュには外国人旅行者はほとんどいないのだけど、それでも1ヶ月ぐらい旅をしていると、たいてい一度ぐらいは日本人に出会う機会があるのです。
 去年は写真家の渋谷さんに偶然ダッカで遭遇しました。お互いすごくびっくりしたけれど、その一方で「旅先ではあり得ないことじゃないな」とも感じていたのです。偶然の力というのは、旅に出るとぐぐっと高まるものだから。

 2004年にクシュティアという町を訪れたときには、同じ宿にひろえさんという女の子が泊まっていました。一泊100タカ(当時180円)というハードコアな安宿にもう5泊もしているというひろえさんは、旅の経験豊富なつわものかと思いきや、バングラ以外の国には行ったことがないというのです。初めての海外旅行がバングラデシュ。そのときは友達と二人で来て、面白かったから今度は一人旅をしている。
 男一人でもいろいろとうっとうしいことが多いこの国で、若い女の子が一人旅をしているのは、それだけでも大変なことです。危険な目にも遭っていないというし、きっと旅の才能を持っている人なんだろうと思いました。
by butterfly-life | 2009-12-31 00:17 | リキシャでバングラ一周


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