インドのポートレート
インド一周の旅で撮影したポートレートの中から、選りすぐりの7枚をご紹介します。

ラジャスタンから流れてきたという遊牧民の女。人目を引く派手なサリーを普段着として着こなしているのがカッコいい。

ラジャスタン州に住む牧民は、白い服と赤いターバンが目印だ。青い瞳と彫りの深い顔立ちは、彼らのルーツ・ヨーロッパの白人を思わせる。

「インド人」といっても、容貌は実に多様だ。南インド・オリッサ州の山奥に住む少数部族の女性は、腕や顔に入れ墨を施し、サリーの着こなしも独特だった。

頭にカゴを載せて、こちらを振り返る男。ポーズを取っているわけではないのに、決まっている。

意志の強そうな大きな目をした少年。

照れくさそうにしながらもはにかみを見せてくれた少女

ちょっとワルそうな雰囲気を持つ下町の少年。